お肌の一番外側にある”表皮”は、細胞が生まれてから”約28日”の時間をかけて角化し

最後は垢となって剥がれていきます。

この”生まれ変わりのサイクル”を”ターンオーバー”といいます。

ターンオーバーは年齢と共に速度が落ちていくため、古くなった角質が厚くなり

くすみ・ごわつき・乾燥・小じわなどが目立つようになっていきます。

ターンオーバーを正常に保ち、角質が厚くならないようにお手入れしましょう。

＊おすすめケア・・・マッサージ・パック・ピーリング

お肌の一番外側にある”角質層”が、皮膚に触れる全ての刺激から身体を守り

体内の水分が蒸発しないようにする働きをしています。これがバリア機能です。

角質層の水分が加齢と共に不足がちになり乾燥しやすくなり、バリア機能が弱っていきます。

バリア機能が弱ると、外からのちょっとした刺激に反応する”敏感肌”になってしまうのです。

＊おすすめケア・・・セラミドを補う・保湿

バリア機能は、角質層の”セラミド”の量と関係しています。

角質層は角質細胞を細胞間脂質でつなぎとめた構造をしています。この、細胞をつなぎとめている成分の多くがセラミドで、年齢と共に生産量が減っていきます。

セラミドが不足するとバリア機能が弱くなり敏感になったり、水分不足によって角質が厚くなり肌がごわついたり、毛穴が詰まってニキビが出来たり、様々なトラブルを引き起こします。

肌のハリ・弾力を維持している”真皮”は、一度傷ついてしまうとなかなか回復しません。スキンケアの他、紫外線、喫煙、ストレス、大気汚染、脂質の多い食事、添加物の多い食事などに気を付け、弾力を維持するために日頃からの予防が大切です。

＊おすすめケア・・・日焼け止め・保湿・マッサージ・マシーン

ターンオーバーをする表皮の下に”真皮”があり、ネット状の繊維をつくり、ハリ・弾力を維持しています。

この繊維のほとんどが”コラーゲン”で出来ており、ゴムのような弾力を持っているのですが紫外線や加齢によって劣化すると、古くなったゴムと同じで弾力を失ってしまいシワやたるみの原因になるのです。  

爪は、細胞が角化したものの集まりで、細胞は活動していません。

そのため、傷んでしまった爪が自然に回復することができないのです。

爪を丈夫で美しく保つには、予防ケアが大切だと言えます。

爪が出来上がる時に栄養が行き渡るよう、マッサージで血行促進し栄養クリームでケアします。

爪表面に縦の凸凹が出来ている場合、それは乾燥によるシワ。

キューティクルオイルなどで常に保湿しましょう。

水仕事ではゴム手袋を使用することも予防の一つ。指先を乾燥させない努力も必要です。

＊おすすめケア・・・ネイルケア・ハンドマッサージ・リッジフィラー・ストレンスナー

足・かかと・足裏のお手入れで大切なことは、保湿です。

外からの刺激から守るために角質層が厚くできている足裏には、毛穴が無く

皮脂が分泌されません。

角質が厚くなると、体内からお肌に向かう水分が肌表面まで届かなくなってしまうので、

さらに乾燥してしまします。保湿させ角質を柔らかく保つ事で、角質が厚くなるのを予防する事が出来るのです。保湿させるには、尿素配合のローションやクリームをおすすめします。

お手入れした足は、サンダルから見えるカカトや指先にも自信が持てます。

＊おすすめケア・・・フットケア・フットマッサージ・フットマスク